歯医者が苦手な方へ 痛みを感じにくい治療とは
こんにちは。明⽯市朝霧町にある⻭医者、みのりの⻭科です。「歯医者＝痛い」というイメージから、なかなか足が向かないという方も多いのではないでしょうか。歯科医院のニオイや器具の音、過去の痛い経験から、恐怖心を抱えてしまっている方も少なくありません。しかし、現在では痛みに最大限配慮した治療法がさまざまに登場しており、患者様の不安を軽減する取り組みが進んでいます。今回は、歯科治療で痛みを感じやすいタイミングや、痛みを抑える工夫についてわかりやすくご紹介します。
【目次】
1｜歯科医院で痛みを感じるタイミングとは？
1-1｜麻酔の針の痛み
1-2｜虫歯を削る時の痛み
1-3｜歯石を取る時
1-4｜その他の処置
1-5｜処置後の痛み
2｜痛みを感じにくい治療とは
2-1｜表面麻酔の使用
2-2｜しっかり麻酔を効かせる
2-3｜手用器具の使用
13｜早めに歯医者にかかると痛みが減らせる？
3-1｜痛みが出る前の受診がカギ
3-2｜定期的な通院で不安を減らす
【まとめ】
1｜歯科医院で痛みを感じるタイミングとは？
1-1｜麻酔の針の痛み
麻酔をすることで痛みをなくせますが、実は麻酔を打つ時が一番緊張するという方も少なくありません。特に歯肉の表面に針を刺す瞬間や、薬液が注入される際の圧力による痛みはが嫌だというお話もよく聞きます。針の太さや注入スピードによっても感じ方は変わります。昔よりも改良されているとはいえ、怖さを感じる方にとってはストレスになってしまいます。
1-2｜虫歯を削る時の痛み
麻酔が効いていない、あるいは虫歯が神経に近い部分まで進行している場合、削る時の振動や熱でズキッとした痛みを感じることがあります。また、キーンという音も不安や緊張を高める原因の一つです。
1-3｜歯石を取る時
歯石の除去では、歯肉の近くや中にたまった歯石を器具で取り除きます。この時、超音波の振動などで痛みを感じることがあります。
1-4｜その他の処置
根管治療や抜歯、親知らずの処置などは怖いと思われやすい治療の代表です。処置中の痛みだけでなく、見えない部分を扱われることへの不安感も影響しやすく、精神的な負担が大きくなることもあります。
1-5｜処置後の痛み
治療が終わった後に、麻酔が切れると痛みが出ることがあります。特に歯の神経を触った後や、抜歯を行った場合は、数日間痛みが残ることもあります。
2｜痛みを感じにくい治療とは
2-1｜表面麻酔の使用
麻酔注射の痛みを和らげるために、まずは歯肉の表面に表面麻酔を塗布します。これは塗るタイプの麻酔で、皮膚の感覚を鈍くしてから注射を行うため、針が刺さる痛みを感じにくくする効果があります。
2-2｜しっかり麻酔を効かせる
痛みを抑えるためには、麻酔がしっかり効いていることが大前提です。みのりの歯科では、麻酔後すぐに治療を始めるのではなく、効き具合を確かめながら治療を行います。麻酔が効きにくい体質の方や、以前痛い経験をされた方には、追加の麻酔も柔軟に対応しています。
2-3｜手用器具の使用
歯を削る音や振動が苦手という方には、手で行う手用器具を使用することもあります。特に虫歯が小さい場合は、必要最小限の処置で済ませることができるため、機械よりも静かでやさしい治療が可能になります。恐怖心を軽減しながら、安心して治療を受けていただける選択肢の一つです。
3｜早めに歯医者にかかると痛みが減らせる？
3-1｜痛みが出る前の受診がカギ
虫歯や歯周病は、初期の段階ではほとんど自覚症状がありません。見た目には分からなくても、じわじわと進行しているケースも多く、痛くなってからでは治療範囲が大きくなってしまいます。早めに受診すれば、削る量を最小限にとどめられるため、麻酔の必要もなく、治療時間も短縮できます。結果的に、痛みの少ない治療が可能になります。
【まとめ】
歯科治療の痛みに不安を感じている方は、決して少なくありません。けれども、今の歯科医療は「痛くない」ための選択肢が豊富にあり、無理のない治療が可能になっています。みのりの歯科では、痛みに敏感な方や歯医者が苦手な方にも寄り添いながら、表面麻酔、丁寧な麻酔、手用器具、処置後のケアまで、一人ひとりに合った方法で治療を進めています。まずはお話だけでも大丈夫ですので、お気軽にご相談ください。
